祝! 『キミ、色、トウメイ』2巻発売!
・・・から、もう2週間ほどが経ちましたが、みなさまにおかれましては、いかがお過ごしでしょうか。じんたねです。
本当は発売前後でブログを更新したかったのですが、忙しくて、今さらながら書いています。こういうフットワークの遅さに、こう、残念な行き遅れ感が、ね・・・みなまで言ったらダメだぁぁ!!
さて。まずは感謝を。
おかげさまで、1巻に比べて、出足は好調なようです。ネット上のランキング、ツイッター等SNSでの経過、はたまたサイン本の売れ行きなどを、個人的に見る限りですが。
ぽにきゃんBOOKS
じんたね先生の『キミ、色、トウメイ』最新2巻
サイン本第2弾、好評発売中です!
1巻のサイン本は残り2冊となっています。 pic.twitter.com/1gqFSGExmS
— ブックランドあきば高島店 (@bookland_akiba) 2015, 7月 14
これもひとえにご支援いただいたおかげです。ありがとうございました。そしてこれからもご支援くださいますと、心より嬉しく思います。(とはいえ、3巻発売に関しては、油断ならない状況ですが! が!)
・・・ええと。ここで、話を終わってもいいのですが、せっかくなので小説の小話でも。
『キミ、色、トウメイ』は、とある学園を舞台にしています。ハーレムラブコメを基調にしていますが、シリアスなシーンも混ざっています。なかでも、身体の一部分が透明になって消えてしまうという「透明化現象」の解明に、プロットの軸がある作品です。
当然、今のわたしたちの常識で考えれば、人間は透明になりません。
そこにどう作品内でのリアリティを持たせればいいのか。いつも悩みながら書いています。
最終的には透明化現象は解明されます。そして、キャラクターたちは事実を受け止め、各々の信念にしたがい、自分たちの道を歩みます。
透明化現象については、とはいえ、3パターンのメカニズムを想定していて、どうしようか考え中。それらのアレンジでさらに数パターン作ることもできますが、そのいずれであってもストーリー上は大丈夫なように、企画段階から話を作っていて、担当さんにはネタバレしています。
詳しくはコチラ→キミ、色、トウメイ 2 | ぽにきゃんBOOKS | 株式会社ポニーキャニオンの出版レーベル
ですが同時に、透明化現象は、今のわたしたちを取り巻く、とある問題を比喩的に表現しているものでもあります。どうしてわたしたちが、透明でないと言い切ることができるのでしょう。この作品がエンドマークを結ぶことによって、その問題に対して、一筋の光をもたらすことができる。きっと、あのキャラクターたちなら、明るい未来をつかむことができる。
『キミ、色、トウメイ』の続巻が続き、結論を書いたとき、「なるほど!」と納得してもらえるよう、全力で走りたいと思っています。
キミ、色、トウメイ 2 (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)
- 作者: じんたね,もっつん*
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2015/07/03
- メディア: 文庫
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キミ、色、トウメイ (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)
- 作者: じんたね,もっつん*
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2014/08/03
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